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2018 マイルチャンピオンS ステルヴィオ ジャンダルム 無冠の3歳勢が虎視眈眈と王座をねらう!

こんにちはノビーです。

今年のマイルチャンピオンSは近年稀にみる好メンバーが揃った。

安田記念馬 モズアスコット、マイルチャンピオンS馬 ペルシアンナイト、NHKマイルC馬 アエロリット、NHKマイルC馬 ケイアイノーティック、ヴィクトリアマイルC馬 ジュールポレールNHKマイルCロードクエスト桜花賞レーヌミノルと7頭のマイルG1馬か激突する。

 

その他にも皐月賞アルアインステルヴィオロジクライ、ジャンダルム、ミッキーグローリーとマイルG1馬達に劣らない能力を持った馬達も集結する。

 

ここまで高レベルの馬達が揃うと、ちょっとしたミスも許されない緊迫した闘いが予想される。枠順もかなり重要なファクターになるのではないだろうか?

先週の京都芝レースを見た限り、内がかなり荒れて来ている。そろそろ外差しがビシビシ決まるような馬場になるような気がする。

今回5枠から8枠に入る差し追込みに警戒しようと思っている。

最後の直線内ラチを通ってINから強襲するにはキツイ馬場状態になっている。内枠に入った差し馬は難しい競馬を余儀なくされるだろう。

 

ペース的にもこのレベルの争いでスローになるとは考え難い、レーヌミノルロジクライ、アエロリットの先行争いでキツイ展開を予想している。外を回して馬場の七部どころを伸びてくるような馬を狙うつもりだ。

 

本日は、3歳の有力馬候補ステルヴィオとケイアイノーティック、ジャンダルムをピックアップしてみたい。

 

 

ジャンダルム

 

前走富士Sでは本命にしたが7着と惜敗した。休み明けで大外枠18番、しかも馬体重プラス12キロ。それで勝ち馬から0.7秒差は頑張った方だと思う。悲観する内容ではない。

 

叩いて2戦2勝の京都コースに替わる今回は、前走のような事はないと思う。2歳時にデイリー杯2歳Sでカツジ、ケイアイノーティックを降した。京都のマイルはこの馬にとってこれ以上ない舞台となる。

少し長い2000のレースホーフフルS、弥生賞でダノンプレミアム、ワグネリアン、タイムフライヤーに食い下がるあたり地力はある。

G1馬が多数出走する今回も上手く立ち回る事が出来れば、上位争いは可能だと思う。

 

 

ケイアイノーティック

 

 

今年のNHKマイルCを最後方から追い込んで勝ったレースは本当に見事だった。

ただ、ここ最近の傾向としてこのNHKマイルCを制した後、古馬になって出世した馬は少ない。一昨年の覇者アエロリットと2014 ミッキーアイルぐらいか?

NHKマイルC馬=早熟のマイラーというイメージがついてしまった。

秋初戦毎日王冠も微妙な競馬だった。道中は絶好ののポジションにいて、最後の直線も先行していたアエロリットやキセキを差し切れるポジションにはいたのだが、懸命に差を縮めようとするのだがなかなか距離は詰まらずゴール板を過ぎた。

流石にあの強力メンバーでは荷が重かったか?

春に比べて10キロ増えていたのでその影響もあったのかもしれないが、正直言って春からの成長は感じられなかった。

今回は前走に比べてメンバーもかなり強化される。前走のような競馬だと苦しいと思う。

NHKマイルCのように最後方から無欲の追込みに徹すれば、活路は開けるかもしれない。

 

 

ステルヴィオ

 

今年の3歳勢で最も期待している馬。前走毎日王冠の最後の末脚は素晴らしかった。開幕週で完全に前が有利な展開をあの位置から差して来たのは恐れ入った。

しかも春とは違い中団のベストポジションを確保しながらレースを進めていた。あのレースぶりからかなりの成長をこの馬から感じた。

 

ただ、ここに来て騎手の乗り替わりは正直痛い。ルメール騎手からウィリアム・ビュイック騎手への乗り替わりがどう影響するのかはわからない。

ゴドルフィン軍団の専属騎手なので腕は確かなのは間違いないのだが、日本競馬にどこまで適性があるかは正直微妙なところだ。

何度か来日しているが、この騎手にはまったくと言っていいほど印象がない。

 

ウィリアム・ビュイック騎手とステルヴィオの相性がよければ、今回勝ち負け出来ると思っている。

G1勝ちこそないもののエポカドーロをスプリングSで破った実力は初G1制覇を期待するには充分過ぎるもだ。

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

11/11 京都競馬 12戦中11戦外国人騎手が勝利 日本競馬の危機⁉︎

こんにちはノビーです。

昨日のエリザベス女王は、モレイラ騎手騎乗のリスグラシューが人馬ともに悲願のG1初制覇を達成した。 

 

今回リスグラシューに関しては距離不安を理由に軽視してしまった。よくよく考えると、府中牝馬Sでディアドラにあそこまで抵抗した馬を軽く扱った事を反省している。

少しくらいの距離不安は目をつぶらなければいけなかった。武豊騎手が騎乗していた頃のリスグラシューとは別馬として予想しなければいけなかった。

 

騎手が替わってあそこまで馬が変貌するとは正直驚きしかない。武豊騎手でさえなかなか勝たせる事が出来なかったリスグラシューをG1で勝たせたのだから、モレイラ騎手恐るべし。

 

日本のレジェンド武豊騎手がリスグラシューを勝たせる事が出来なかったのは、騎手がどうのこうのいう話しではなくて、単に馬が実力を出し切れなかっただけである。モレイラ騎手はリスグラシューの持っている何かを引き出した。

モレイラ騎手は馬の潜在能力を引き出す天才なのかもしれない!とにかくモレイラ騎手が凄すぎるのである。武豊騎手が劣っているのではない!

 

自分が本命にしたレッドジェノヴァはG1初挑戦の割には健闘した。

今回は流石に相手が強すぎた。じっくり力をつけてまた来年も挑戦して欲しい。

池添騎手に関してはもう少し積極的なレースをして欲しかったと思っている。前走にこの馬が見せた末脚を過信し過ぎたのだろうか?

 

それにしても池添騎手は、かつてのおもいっきりの良さとガッツが完全に色褪せてしまっている。全盛期の池添騎手ならブラストワンピース、サラキア、レッドジェノヴァ達を勝ち負けさせていたに違いない。落ちぶれるにはまだ早い年齢だと思う。

遠いい道のりになるような気がするが、完全復活を願っている。かつてのガッツ溢れる池添騎手を取り戻して欲しい。

 

 

日本競馬の危機

 

 

昨日の京都競馬場で日本競馬を揺るがすような出来事が起きた。

1Rから11Rまで外人騎手が勝利を独占するという日本人騎手にとっては屈辱的な出来事だった。

屈辱的とは少し大袈裟かもしれないが、当日京都競馬場にいた日本人騎手全員がそう感じたと思う。もしそう感じていなかったら、それはそれで大問題だろう。 

完全コンプリートは藤岡佑介騎手によって免れたが、個人的には完全コンプリートされた方が良かったような気がする。

 

モレイラ騎手5勝、Cデムーロ騎手3勝、ルメール騎手3勝。

人気馬に騎乗しているとはいえ凄まじい攻勢だった。

まるで外人騎手の草刈場と化しているではないか。

G1も5週連続で外人騎手に持っていかれている。日本人騎手は悔しくないのだろうか?

まぁ〜あいつら有力馬に騎乗してるからしゃーないわ!なんて思っている騎手もいるだろう。流石にトップ10に入るような一流日本人騎手にそんな奴はいないだろうが!

 

とにかくこのG1戦線の外人騎手の連勝を止めて欲しい!

 外人騎手買っとけば儲かるみたいな風潮があるが、そういうのが競馬を面白くなくしている事がわからないのだろうか?

別に日本人騎手の肩を持っているわけではない。

外人騎手を含めた様々な騎手が切磋琢磨し、それによって競馬全体が盛り上がっていくのが健全な形なのではないだろうか?今のままでは日本競馬は確実に駄目になっていく。

他のスポーツは世界に通用するような選手がどんどんと出て来ているのに、騎手に関してはそれがない。

 

馬は世界に通用するような素材が出てきているのに、どうしてなのだろうか?

 

 個人的見解としては、騎手のせいだけではないと思っている。

馬主や厩舎サイドがもう少し日本人騎手にチャンスを与えてやっても良いのではないだろうか?一度や二度の失敗で乗り替わりをさせるのは競馬界にとっては良くない。そこまでシビアになる必要があるのだろうか?

確かに此処一番では外人騎手の勝負強さと卓越した騎乗技術は必要不可欠なのかもしれない。

 

そこをなんとか日本競馬の為を想って我慢してくれる有力馬主や有力厩舎がいても良い。

そしてそれに応える日本人騎手がどんどん出てきて欲しい。

 

これから12月いっぱいまでG1競争が続くが、日本人騎手の逆襲を期待している。

外人騎手騎乗の有力馬を負かすのは至難の技だか、やってやらないことはないはずだ。執念と魂の騎乗を日本人騎手の誰かに期待したい。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

2018 エリザベス女王杯 レッドジェノヴァ 淀のターフが真紅に染まるか⁉︎

こんにちはノビーです。

いよいよ明日平成最後のエリザベス女王杯が行われる。思い起こせば、自分が初めてエリザベス女王杯の馬券を買ったのが、昭和最後のエリザベス女王だった。

あの頃は、まだ3歳牝馬クラシック路線の最終決戦として開催され距離も2400だった。

レースはサンドピアリスという20番人気の馬が勝利した。単勝が43.060という伝説級の大荒れレースだった。

 

明日行われる平成最後のエリザベス女王杯もなんだか不穏な空気が漂っているような気がする。最初はモズカッチャン、リスグラシューが抜けた存在だと思っていた。しかし、良く考えたらモズカッチャンは休み明け、リスグラシューは距離不安を抱えている。

 

今回のエリザベス女王杯は、絶対的な軸馬は存在しないという結論に達した。どの馬も不安を抱えていて人気馬とてそれが顕在化すれば凡走もあり得る。

逆に言えば、人気薄の馬でも全てが噛み合えば好走もあり得ると思っている。

 

では、一週間考えに考え抜いた渾身の予想に行ってみたいと思う。参考程度にして皆さんのお役に立てたら幸いです。

 

 

 

本命◎ レッドジェノヴァ

 

京都大賞典を2着した時からエリザベス女王杯はこの馬に本命を打とうと決めていた。

今日まで何度も心は揺らいだ。重賞も勝ってない馬がG1で勝ち負け出来るのか?実績のないシンボリクリスエス産駒牝馬ハービンジャー産駒、ディープインパクト産駒と張り合えるのか?距離2200を走った時がないなど様々な疑念が次々と生じた。

 

それに加えて本日も今のところ3番人気と過剰人気の感は否めない。本当に前走だけでこの馬を評価していいのか?もしかしたら過大評価しているのでは?

そして、ようやく決断する事が出来た!ここは自分の目利きを信じて初心一徹!この馬に本命を打ちたいと思う。

今のところ今秋期待していた池添騎手が不発に終わっている。ブラストワンピース、サラキアと本命にはしなかったが、そこそこの印は打って来た。今回も不発に終わるケースも考えたが前回の京都大賞典の直線を思い出すと、どうしても3度目の正直を期待してしまう。

 

馬自身も今夏からの成長がもの凄い!仕上げてない状態とは言えサトノダイヤモンドに肉薄し、シュヴァルグランに先着した能力は牝馬G1なら突き抜ける可能性はある。他の有力馬はローテションや距離に不安を抱えているが、この馬はその辺をクリアしている。不安らしい不安はない。

古馬牝馬路線の超新星誕生を期待したい。

 

 

 

対抗◯ ノームコア

 

休み明けで古馬G1に挑むのだから陣営もこの馬に対してかなりの自信を持っているのだろう。

前走の紫苑Sは春当時のノームコアとはまるで別馬だった。堅実さに加えて最後の直線で魅せた機動力。春は前に行かないと勝負にならなかったが、前走はじっくり構えていつでも仕掛けられるぞという余裕を感じた。3歳馬とは思えぬレース内容だったと思う。

 

今秋の京都G1も残るところ今回のエリザベス女王杯とマイルチャンピオンSだけ。今のところ秋華賞菊花賞を制しているルメール騎手。今回もこの馬で勝ち負けする事は間違いない。

記録更新を達成するには充分な実力馬だと思う。後はルメール騎手が気負わずに普通通りに乗れば良い結果は出るような気はする。

 

 

 

単穴▲ モズカッチャン

 

悩みに悩み抜いた末、今回この馬の連覇はないという結論に達した。

現時点でこのメンバーの中で能力はズバ抜けている事は確かなのだが、本質的に休み明けで能力全開という馬ではない。エリザベス女王杯の前に前哨戦を使っていれば今回本命を打っていただろう。

それと前走にこの馬とは不釣り合いな追い込み競馬をしてしまった事も懸念している。

昨年のように先行抜け出しのスタイルが本来の姿である。

鞍上デムーロ騎手のG1レースでの運気も良くも悪くもないという中途半端なもの。人馬ともに完調ではない今回は恥ずかしい競馬はないが、2、3着争いが妥当と見ている。

 

 

連下△ カンタービレ

 

 

週中では無印にしようとしていた馬だが、上位争いには顔を出すような気がしたのでバッサリ切る事は出来なかった。

前走の追い込み競馬の反動を心配しているが、トライアルを1着して本番の秋華賞3着から、もう一段上の力を今回で発揮する可能性も捨てきれない。今秋も絶好調のディープインパクト産駒。

この馬を買う理由はただそれだけである。

流石にもう1頭のディープインパクト産駒 スマートレイアーはピークを過ぎG1では買える馬ではない。

ディープインパクト産駒の血の勢いとレベルの高い今年の3歳馬という事を考慮すれば、この馬もやはり警戒しなければならないという結論に達した。

 

 

連下△ リスグラシュー

 

前走の府中牝馬Sの走りを考えるとこの印は、無謀のような気もする。しかし、他の有力どころと比べるとどうしても距離適性で分が悪いと見て今回は印をかなり落とした。

 

モレイラ騎手でも、京都2200のG1でこの馬を勝ち負けさせるのは困難なのではないだろうか?ベスト距離1600なら怖い存在ではあるが2200の距離はマイル路線を歩んで来たこの馬にとって少し長い。

いくら前走で古馬最強牝馬のディアドラといい勝負をしたとはいえ、この距離不安という事実は変わらない。それも後方よりでしか競馬出来ないのも痛い。今回はある程度前で競馬をしないと上位争いは無理。

モレイラ騎手がその辺をどう考えているのか?いつもと違った前よりの競馬をして前半で脚を使ってしまうような事になりはしないか?

それとも腹をくくって溜めに溜めて最後の直線もの凄い脚で突っ込んで来るのか?

 

前が予想以上に速くなり、モレイラ騎手が後者の作戦を取った時は、全馬まとめて差し切って不思議ではない。

 

連下△  ヴァフラーム

 

 

平成最後のエリザベス女王杯の大穴候補はこの馬以外あり得ない。現在のところ14番人気。

昭和最後のエリザベス女王杯を20番人気ながら勝利したサンドピアリス。この馬は平成のサンドピアリスになれるか?

可能性は数パーセントもないと思うが、その少ない可能性に賭けるに値する馬だと思っている。

京都2200に勝ち鞍があり、前走も1600万条件戦ではあるが勝っている。

騎手もG1初挑戦の川又騎手。無欲で思い切った競馬をすれば一発があるかもしれない。

ルメール騎手の5週連続G1制覇を兄ちゃんが阻んだなんて事になったら世紀の大金星になるのだが。

 

連下△ フロンティアクイーン

 

 

この馬も距離不安を抱えている。更にG1を3度経験しているが、3度ともまったく良いところなしに終わっている。

距離とG1の壁と2つの不安を抱えているが、以前とは違う点もある。

最後に挑戦したG1去年のヴィクトリアマイル以来今日まで馬券圏内を外した事がない。

この充実振りを持ってすれば、4回目の挑戦で距離とG1の壁を両方とも克服する可能性はあるのではないだろうか?

最強の1勝馬エタリオウが菊花賞で勝ち負けしたように、最強の2勝古馬牝馬のこの馬が、充実振りを武器に今回暴れ回る可能性は否定出来ない。

最近G1競争でまったく存在感がない鞍上蛯名騎手だが、このレースを当時伏兵であったマリアライトで勝っている。このレースどう乗ればいいかはわかっているはず。今回人馬ともに応援したいので買い目に加えたい。

 

 

 

馬券戦略

 

 

3連複1頭軸

     5ー2  7  8  10  12  13

 

 

馬連

5ー13

5ー7

5ー8

5ー12

5ー10

2ー5

 

 

おまけ予想

福島記念

 

 

本命◎ エアアンセム

 

対抗◯ スティッフェリオ

 

単穴▲ キンショーユキヒメ

 

連下△ マサハヤドリーム

 

連下△ メドウラーク

 

連下△ トミケンスラーヴァ

 

連下△ レトロロック

 

馬券戦略

 

 

3連複1頭軸

 

1ー2 3 5 13 14 16

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

2018 エリザベス女王杯特集第4弾 古馬最強牝馬を目指して モズカッチャンvsリスグラシュー

こんにちはノビーです。

本日はエリザベス女王杯特集最終章 モズカッチャンとリスグラシューをピックアップします。

その後、明日の東京競馬  武蔵野Sと京都競馬  デイリー杯2歳Sの予想を簡単にしてみたいと思う。

 

 

モズカッチャン

 

 

去年のエリザベス女王から1年経った。

その間に古馬混合重賞2戦とドバイ遠征と常に上を向いて挑戦して来た。牝馬路線とは比べものにならない強敵相手で馬も戸惑ったに違いない。それでも何とか格好はつけてくれた。

この3戦で得た経験は必ず今回のエリザベス女王杯で結実するはずだ。

 

前走の札幌記念では今までにはない強烈な末脚を披露した。あのレースは、完全にエリザベス女王杯の叩き台。最後方から競馬をしてまともに追ったのは最後のゴール手前50mあたりから。

あのレースで一番強い競馬見せたのは間違いなくモズカッチャン。

あのレベルを本番前に披露してくれたのだから、本番でどのくらいの強さを発揮するのだろうか?

個人的には今現在この馬に対してディアドラに匹敵する強さを感じている。末脚では劣るものの自在性という点ではこの馬の方が上だろう。

 

ただ、少し心配なのがデムーロ騎手。今秋のG1で何かが足りない故に、あと一歩のところで大魚を逃している。エタリオウ、ラビットランと本当に残念な結果に終わったが、あのダメージから抜け切れているのか?

現代競馬は馬5 騎手5ぐらいの割合で勝ち負けが決まると思っている。

モズカッチャンの体制は万全だ。後はデムーロ騎手のエリザベス女王杯を連覇するという執念が他の騎手のモチベーションを上回るがどうかが鍵になるような気がする。

 

 

 

リスグラシュー

 

 

この馬も3歳で挑んだ去年のエリザベス女王杯から、目覚ましい成長を遂げている。

既にG1級の力を有しているが、その力が馬の中でくすぶっている感じがしてならない。

この馬に関しては、そのくすぶっている力を解放してやれるかどうかだけ!

前走の府中牝馬Sはキャリア初の外人騎手が騎乗した。この馬の力を解放するのは、モレイラ騎手じゃないような気がしたので軽く扱ったが、予想に反して素晴らしい競馬を披露した。

 

トライアル戦の走りとしては100点中98点を与えてもいいような走りだった。まだモレイラ騎手とこの馬がベストマッチかは、前走のレースだけでは判断出来てはいない。

 

そして、一番の懸念材料が距離。今回のエリザベス女王杯は2000以上で勝ち鞍のないこの馬にとってベストではない事は確かだ。この馬のベスト距離は1600以外あり得ない。

その辺も含めてモレイラ騎手がどういうレースをするのか非常に興味がある。

この馬のG1級の能力とモレイラマジックが合わさり化学反応が起きれば、あっさり克服する可能性もある。果たしてどういう結果になるのだろうか。

 

 

武蔵野S

 

馬券的には面白いレースになりそうだ。この中かららチャンピオンズCの有力候補となるような馬は見当たらない。

ただ、今回の走りの内容如何によってはウェスタールンドあたりが今後も面白い存在になるような気がしている。前走シリウスSでは滅多に見る事が出来ないもの凄い鬼脚で2着となったが、舞台が東京コースに替わってどうなるか?

 

昨年の覇者インカンテーション、芝の重賞馬で久々のダート戦に挑むクルーガー、藤懸騎手からルメール騎手へ乗り替わって大幅鞍上強化となるナムラミラクル、オーブンレース2連勝中のサンライズノヴァと一長一短の馬が勢揃いした。

 

 

本命◎ ナムラミラク

 

 

対抗◯ ウェスタールンド

 

 

単穴▲  メイショウウタゲ

 

 

連下△  サンライズノヴァ

 

 

連下△  クルーガー

 

 

馬券戦略

 

 

馬連

 

10ー15

10ー13

 4ー10

10ー12

 

3連複1頭軸

10ー4  12 13 15

 

 

デイリー杯2歳S

 

 

アドマイヤマーズ、ダノンジャスティス、ドナウデルタ、 ヤマニンマヒア、ハッピーアワー

この5頭でほぼ間違いないと思う。

アドマイヤマーズとダノンジャスティスが人気だが、他の3頭も付け入る隙はある。抜けて強い馬はいないので騎手同士の駆け引きが勝敗を決めるような気がする。

 

 

本命◎ アドマイヤマーズ

 

 

対抗◯  ヤマニンマヒア

 

 

単穴▲  ドナウデルタ

 

 

連下△  ハッピーアワー

 

 

連下△ メイショウショウブ

 

馬券戦略

 

馬連

 

1ー3

3ー4

3ー9

3ー7

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

2018 エリザベス女王杯特集第3弾 モズカッチャンの連覇を阻むならこの3頭か?古馬牝馬路線の超新星となるか⁉︎

こんにちはノビーです。

 

今年のエリザベス女王杯モズカッチャンとリスグラシューの双璧を崩すのは、他陣営にとって相当難しいと思っているに違いない。

昨年の覇者モズカッチャンとデムーロのコンビは、今や強固な信頼関係で結ばれている。しかも最高の仕上がりで大一番を迎えている。

 

一方のリスグラシューも前走で古馬最強牝馬ディアドラに肉薄し存在感を示した。鞍上もモレイラ騎手に乗り替わり、新たな面を見せる可能性がある。人馬ともにG1初制覇に燃えているに違いない。

 

この2頭に割って入るとしたら、今回ピックアップしてする3頭しかしないだろう。

 

 

 

ノームコア

 

 

ルメール騎手が未知の魅力を持ったこの馬で5週連続G1制覇という大記録更新を達成するのか?

想定人気では現在のところ2番人気。G1出走経験のない重賞1勝馬がこの人気である。如何に世間がルメール騎手の5週連続G1制覇に期待しているかがわかる。

最初は単なるルメール騎手人気だと思っていた。G1出走経験がない馬がこの現象は、どう考えても異質に映る。

しかし、この馬のレースPVを何度も見返して、その考えを改めなければならないと思った。

この馬は一気にG1の壁を突き破る可能性は持っている。

確かに春までのレースぶりは単なる競馬が上手い先行馬。堅実さは大きな武器ではあるが、一流どころに立ち向かう武器がない。そんな感じの印象だった。まさに名前のノームコア(究極の普通)を地で行っていた。

 

それが前走紫苑Sでは春当時とはまるで別馬。キャリア5戦で初めてNo.1の上がりタイムを叩き出した。2着馬マウレアの現3歳牝馬路線での立ち位置を考えると、なかなかのパフォーマンスだった。それも直線は楽な手応えでまったく追っていなかった。

デビュー以来馬体重が大幅に増えて、精神的にも肉体的も成長しているからこそ、あのような競馬が出来たのだろう。

 

ローテションに関しては問題ない。今秋のG1は常識が通用しない。アーモンドアイ、フィエールマンと休み明けでも勝っている。紫苑Sからエリザベス女王杯を好走なんて前例はないが、その辺に惑わされるとルメールル騎手にまた痛い目に遭わされる危険性がある。

 

 

カンタービレ

 

前走予想に反して後方から競馬をして最後3着まで突っ込んで来た。勝ち馬アーモンドアイには及ばないが、なかなかの末脚を爆発させたと思う。何故あのような競馬を武豊騎手はしたのだろうか?

本来もう少し前で競馬をする馬なのにあの位置での競馬は、どうしても不可解に思えてならなかった。

レースを何度も見返して思ったのが、武豊騎手が勝ちにこだわり過ぎたのではないだろうか?道中アーモンドアイをピッタリとマークしてずっと様子を伺っていたように思える。アーモンドアイを負かそうと意識し過ぎた結果、あのような後方競馬になったのだろう。

いつもの競馬に徹していれば2着は間違いなかったのではないだろうか?

常に勝ち負けにこだわる武豊騎手らしい選択ではあるが、馬の力を考えれたらあの競馬はないとは思う。この馬は強い馬ではあるが、G1級の底力はないと思っている。そんな馬にローズSとはまったく違う競馬をさせた代償はでかい。

 

個人的見解としては、あの競馬の代償としてかなりの反動が出るのではないかと心配している。

ローズSを先行押し切り勝ちをした後で、後方からの差しとまったく異なる競馬をして反動が出ないはずがない。ルメール騎手とアーモンドアイのコンビを負かそうとした武豊騎手は尊敬に値するが、あの競馬で本当に良かったのだろうか?

 

大きなマイナス材料が存在する馬ではあるが、ディープインパクト産駒の勢いを無視して今秋のG1戦線を考える事は出来ない。今のディープインパクト産駒の勢いならすべてをひっくり返す可能性はある。

 

 

レッドジェノヴァ

 

 

古馬牝馬で今年最大の上がり馬になると見ている。上記2頭よりモズカッチャンとリスグラシューに肉薄するのではないだろうか?

 

前走京都大賞典は4コーナーでスムーズさを欠いて一瞬終わったと思ったが、そこから巻き返してサトノダイヤモンドに迫った走りは、この馬の底知れぬ強さを感じた。

並みのオープン馬ならあそこから巻き返す事は出来ない。今回あの競馬の反動が出なければ好勝負が期待出来る。

 

小島茂之厩舎と言えば9年前のエリザベス女王杯。11番人気のクイーンズスプマンテで逃げ切り勝ちを決めた。その時の1番人気がブエナビスタ。とんでもない馬相手にジャイアントキリングをやってのけた。

あの時に比べれば、今回のレッドジェノヴァが勝つ可能性は確率的にいってかなり高いのではないだろうか?

 

エリザベス女王杯での勝利はない鞍上の池添騎手だが、数々の名牝に跨り大レースを制して来た。

その経験値は侮れない。池添騎手のエリザベス女王杯と言えばメイショウベルーガを思い出してしまう。

あの時のメイショウベルーガと今回のレッドジェノヴァがダブって仕方ない。

あの時はスノーフェアリーという欧州屈指の名牝に屈してしまったが、池添騎手的には完璧な騎乗をした。

牝馬に騎乗して大舞台に挑む時の池添騎手は、尋常ではない勝負強さを発揮する時がある。

菊花賞でのブラストワンピースでは見事に期待を裏切ってくれた。

今回は気負わず気楽に乗って勝負強さを発揮して欲しい。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

2018 エリザベス女王杯 特集第2弾 騎手も馬も曲者 舐めたらあかん!

こんにちはノビーです。

本日はダークホース的存在の2頭をピックアップしてみたいと思う。

ラキシスマリアライトレインボーダリア、クイーンズスプマンテは重賞初制覇がここエリザベス女王杯。これらの馬は重賞実績がなくても勢いでエリザベス女王杯を制する事が出来ると証明した馬達である。

 

Mデムーロ騎手  モズカッチャン

モレイラ騎手  リスグラシュー 

ルメール騎手  ノームコア 

Cデムーロ騎手  カンタービレ

 

この外人騎手騎乗の強力布陣を突破することが出来る馬達は、この2頭しかいない! 

 

 

クロコスミア

 

昨年の2着馬だが、昨年の勢いはない。ここ2走とも本調子ではなかったが、ここをピークに持って来るように調整しているのかもしれない。

昨年は逃げずに2番手で競馬し2着と粘ったが、理想は逃げてマイペースに持ち込む事。

もし昨年クイーンズミラーグロにハナを譲らず自らハナを切っていれば勝てたのではないだろうか?

トライアル府中牝馬Sを岩田騎手で見事逃げ切り勝ちを決めた後の和田騎手への乗り替わり。

あれは正直言って馬が可哀想。

クロコスミアを捨てディアドラを選択した岩田騎手には、大惨敗するという落ちが待っていたのはいうまでもない。

 

今年メンバーを見渡してクロコスミアを脅かすような逃げ馬はいない。強いて言えばプリメラアスールぐらいか?

ハナはほぼ取れるとは思うが、岩田騎手が思い切った逃げが出来るかどうかだけだろう。

 

モズカッチャン、リスグラシュー、勢いづいている3歳勢と強敵揃いだが、この馬も古馬混合戦やドバイ遠征を経験している。

調子さえ戻っていれば上位に食い込む力はあるはず。

 

 

フロンティアクイーン

 

皐月賞、ダービー、天皇賞春、天皇賞秋の計4冠に輝いたメイショウサムソンを父に持ち、牝系はかつての日本競馬の象徴とも言えるソシアルバターフライ系という今では珍しい系統を引き継いでいる。いつ日本競馬界から絶滅してもおかしくない系統だ。

 

この馬の強いけど勝ちきれない理由は、こんなところから来ているのではないだろうか?

過去G1に3度挑戦してまったくと言っていいほど良い所がなかった。

 

自然界にも絶滅危惧種が存在するように、競馬とて同じ事である。

血統のサイクルは恐ろしく早い。一度活力を無くした血が再び活力を取り戻す事はない。

 

ただかつては栄華を極めた血である事は事実。突如大舞台で大暴れするような事があるかもしれない。

現在6戦連続して馬券圏内に絡んでいる。その兆しはある。

厩舎も今年アーモンドアイで牝馬三冠3冠を達成して勢いに乗る国枝厩舎。

G1では通用しないだろうと馬鹿にしていると痛い目に合いそうな気がする。

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。明日は3歳勢2頭と今回のレース大注目しているレッドジェノヴァをピックアップしてみたいと思います。

 

 

 

2018 エリザベス女王杯特集第1弾 大穴開けるならこの3頭か?

こんにちはノビーです。

 

今年の3歳馬のレベルが全体的に高い事は再三言っているとは思うが、牝馬戦線に置いてはどうだろうか?

 

個人的件見解は、古馬牝馬に比べてて少し落ちるのではないかと見ている。

『えっ?今年の3歳牝馬3冠馬アーモンドアイがいるじゃないか!』と思う人かいるかれないが、あの馬は別物。

アーモンドアイを引き合いに出して他の3歳牝馬古馬牝馬を比べると大きく見誤ってしまう可能性がある。

今回出走する3歳牝馬をきちんと個別で精査しなければいけないと思う。

アーモンドアイが強いからといって2、3番手グループにいるこの馬達も強いという短絡思考だけは避けなければいけない。

 

今年出走するカンタービレ、ノームコアについては、ゆっくりと時間を割いて精査していきたい。

本日は、今年のエリザベス女王杯の大穴候補を3頭ほどピックアップしてしてみたいという思う。

 

 

レイホーロマンス  

 

 

今回のエリザベス女王杯の大穴候補筆頭馬。ただし好走するには条件がある。内枠に入る事。福永騎手が外を回さず駄目元でINを突く事。

今回の強豪相手にこの馬の末脚では外を回してたら間に合わないのは確実。

条件が揃えばG1でも3着ぐらいならいける馬だとは思っている。

前走は久しぶりにこの馬の良さが出たレースだった。勝ち馬にはかなり離されたが、外を回さずINから狭い所をスルスルと抜けて来て4着と善戦した。あの競馬が今回再現出来るのであれば、かなり面白い穴馬だと思う。

『福永騎手よ!やれんのか?』

あの札幌記念でサングレーザーで魅せた最後の直線の攻防!馬の実力は違えどレイホーロマンスであれが出来れば3着はある。

先週JBCクラシックを制して勢いづいている福永騎手なら可能性かも?

 

 

ヴァフラーム

 

 

1600条件を勝ち上がったばかりだが、馬鹿には出来ない馬だと思う。能力的には勝ち負けするような馬ではないと思うが、バッサリ切る事は出来ない。

全てが噛み合った場合、大穴を開ける可能性はある。

血統的には牝系一族にあのアドマイヤムーンがいる。この事実は結構注目しなければいけないと思っている。

何故ならアドマイヤムーン京都記念で59キロを背負って勝ったり、ウォッカを相手に宝塚記念を勝ったりと2200重賞のスペシャリトであるからだ。

この馬自身も京都外回り2200に勝ち鞍がある。数少ない2200のG1エリザベス女王杯で大穴を開ける下地は持っている。

1、2番人気が予想されるモズカッチャン、ノームコア、先程穴候補で紹介したレイホーロマンスと4頭のハービンジャー産駒が出走するがこの馬も頭の隅には入れときたい1頭だと思う。

 

 

コルコバード

 

 

13戦して馬券圏外がたった1回という超堅実な馬。只今6戦連続連対中!

堅実で勢いはあるものの重賞初挑戦がG1という大きなマイナスファクターが存在する。しかも唯一馬券圏外に沈んだレースが京都コース。

この2つの事実をどう見るか?それを踏まえた上でこの馬をどう評価するか?

個人的見解は、京都コース惨敗に関しては馬体重減が影響した可能性があると思っている。現在この馬の馬体重は440キロ台。惨敗した時は426キロ。ギリギリの馬体重だった事は確実だと思う。京都コースが駄目という事ではないだろう。

 

重賞初挑戦でG1の壁は存在するのか?これは正直わからない。半妹のリカピトスは3戦無敗で初のG1に挑んだがG1の壁に見事に阻まれた。

確かに常識で考えれば重賞初挑戦でG1挑戦は誰の目から見ても無謀と映る。

ただ、この馬のは母エンシェントヒル。京都ダート1800を伝説的な追い込みで勝利した馬だ。あの追い込みはブロードアピール根岸Sで魅せた伝説の追い込みと双璧を成す。

この馬が大舞台で母親譲りの追い込みを見せる可能性も捨てきれない。

人気が想定より下の場合は、積極的に狙っていこうと思っている。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。