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ある馬を彷彿とさせる爆発的な末脚 クラージュゲリエ

こんにちはノビーです。

先週も馬券は的中出来ず、もう完全に絶不調。

しかし、下手な言い訳はしたくない。秋競馬に向けて何とか軌道修正しなければならないと思っている。

その夏競馬も今週でようやく終了。そのラストウィークを飾るに相応しい新潟記念札幌2歳S

新潟記念のブラストワンピースvsセダブリランテス、札幌2歳Sのクラージュゲリエと興味深い競馬が見れそうだ。

 

今回は今2歳牡馬勢で最も注目している馬クラージュゲリエを考察して行きたい。

 

 

クラージュゲリエ

 

7月29日の新馬戦はこの馬の潜在能力をまざまざと見せつけられたレースであった。

このレースでは、本馬ではなく1番人気のシェーングランツに注目していた。シェーングランツの血統的背景などを考えると楽勝まであるかなと思っていた。

レース中もシェーングランツ1頭だけを目で追っていたので他馬は完全無視。シェーングランツがどんな勝ち方をするのかだけに注目していた。しかし、その期待とは裏腹にシェーングランツは能力を発揮出来ないままレース終了。

この新馬戦は自分の中ではシェーングランツが負けたレースとしか印象が残らなかった。

そんなレースの中で一つだけ印象に残ったのシーンがあった。クラージュゲリエの4コーナーでシェーングランツを抜き去った後の爆発的な末脚。

ただ、レースは1000m通過67.1という超スローペース。レースタイムも1:54.2というレースレベルを疑ってしまうものだった。その辺が引っかかっていたので、あの爆発的な末脚があっても実力的には眉唾ものかもしれないと疑問を感じていた。

 

そんな疑問を払拭したのが8月11日に行われたコスモス賞と8月18日に行われた未勝利線。

 

クラージュゲリエの勝った新馬戦の3着馬ハギノアップロードが同コース、同距離のコスモス賞に未勝利の身ながらも勇敢に挑戦。勝ち馬ナイママには0.4秒差と少々離されてしまったが、単勝1.3倍断然人気だった2着馬アラガスには0.2秒差と善戦した。

そして、去る8月18日の札幌未勝利戦。

あのシェーングランツが爆勝したレース。シェーングランツの事は過去このブログでしつこいほど書いている。

藤沢厩舎 超良血馬の期待馬 シェーングランツ始動 - アンチェインな生活 馬券編

このレースは、シェーングランツが潜在能力の片鱗を見せてくれたレースとなった。この馬の能力は計り知れない。順調に育てばの話だが寮馬グランアレグリアと共に来年のクラシック戦線を賑わすだろう。

 

ハギノアップロードのコスモス賞での善戦と、シェーングランツの未勝利戦での爆勝で確信が持てた。

クラージュゲリエはG1級の能力を持っている。』

 

そう思ってレース映像を見返すと、この馬の凄さが伝わって来た。スタートしてから4番手という理想的な位置を取れていたが、あまりのスローペースに馬が行きたがっていたように思えた。相当馬が走る事に前向きなのだろう。

そこを我慢させたモレイラも上手いが、きちんと反応したこの馬も凄い。馬をそのまま行かせても楽勝していただろうが、今後の事を考えると我慢させる事を覚えさせたかったに違いない。

 

結局後方よりに下げ、しっかり折り合ってた。4コーナーに差し掛かるまでに徐々に進出して行き、直線であの爆発的な末脚に繋げた。

 

上がり3ハロン34.0は同日に行われたクイーンSでディアドラがマークした33.7には劣るが、それ以外の馬には優っている。ペースや展開などが違うレースを引き合いに出すのはちょっと違うかもしれないが、古馬並みの破壊力があるのは間違いない。

ドスローな展開じゃ無くても、あれに近い上がりはタイムは出せていただろう。

 

何回も何回も最後の直線を繰り返し見たが、あの末脚はあの馬を思い出させた。

同じキンクカメハメ産駒のドゥラメンテである。

ドゥラメンテと同等の実力を秘めているとまでは言わない。たたあの爆発的な末脚はドゥラメンテを彷彿させるものがある。ドゥラメンテも完成するまで時間を要した。この馬も今回勝ち上がったとしても本格化は来年春以降だと思う。

 

いずれ激突する強豪達とやるまではノンストップで突き進んでは欲しいが、競馬はどうなるかわからない。土曜日札幌2歳Sが楽しみである。

 

ここまで読んで頂きありがとうございました。