もしかしたら大化けする可能性があるぞ! ベステンダンク
こんにちはノビーです。
今週中山開幕週に行われる京王杯オータムHに楽しみな馬が出走する。
人気は多分でないだろうと思うが、前走の勝ちっぷりからいくとそこそこの人気になる可能性はある。
ロジクライ、ワントゥワン、ミッキーグローリー辺りが人気だろうが、ハンデ次第では人気馬に一泡吹かせる可能性もある。
その馬とは!
ベステンダンク
とにかく前走の圧勝劇は圧巻だった。1600万条件を勝ち上がってから完全な頭打ち状態が続いていた馬が、あのようなレースをするとは誰が予想出来ただろうか。
逃げて5馬身差をつけてのレコードタイムタイで勝ったのだから、よく言われているフロックではないと思う。上がり34.3も全馬の中で最速である。
確かに今夏サマーチャンピオン2000に輝いたメドーラークは出走していたものの殆どは、弱い馬ばかり。メンバー的には低レベルだったかもしれない。
しかし、あの圧勝劇を見せつけられたら正直言ってレースレベルなど関係ない。逃げて自身で作ったレースなのだから価値がある。2番手辺りにいたブラヴィッシモ、アメリカズカップの最後の直線での失速から先行馬にとってかなり厳しい展開だったのがわかる。
何故この馬は突然変異的に強くなったのか?
米子S圧勝劇の前に障害競走を2戦連続して使った効果としか考えられない。まぁ陣営もその辺は認めているから間違いないだろう。
トモが緩かった馬があの2戦で馬体が変わったの間違いないと思うが、障害競走という今までとは違うキツイレースを経験して馬が、精神的に前向きになった事が大きいと思う。
俗に言う障害効果だが、障害効果で更なる飛躍を遂げた馬と言ったら
この馬も逃げ馬で障害効果で馬が変わったと言われている。札幌記念を勝利した後スランプに陥るが、障害競走を2戦連続して使った。障害効果はすぐには出なかったが、新潟記念を勝利して宝塚記念も制覇。
その後15番人気という低評価でジャパンCを制して断然人気だったトウカイテイオー、ミホノブルボンを破って菊花賞を制したばかりのライスシャワーを撃破してしまう歴史的大番狂わせを演じた。
恐るべし障害効果である。
その他にもテンジンショウグンが障害効果で歴史的ジャイアントキリングを起こして重賞馬に輝いているが、今回は長くなってしまうので割愛させていただく。
ベステンダンクがメジロパーマーのような競馬史に輝く馬になるとは思っていないが、馬が覚醒して勢いづいている時は重賞などサクッと奪取してしまうものである。
ロジクライ、ウインガニオンと強力な同型が出走するが、何かやってくれる予感はしている。
ここまで読んでいただきありがとうございました。