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2018 スプリンターズS 平成最後のスプリント女王となれ レッツゴードンキ

こんにちはノビーです。

スプリンターズSの枠順が確定しました。

正直言って今回のスプリンターズSは何があるかわからない。日曜は台風の影響で不良馬場もあり得る。

今回のスプリンターSは、何となくだが2014安田記念を思い出す。1:36.8の時計を要した不良馬場での闘いを制したジャスタウェイ。何故あの馬が絶対絶命のあの位置から差し切って勝てたのか?

東京2000秋天を4馬身突き放して勝てるスピードと底力があったからに他ならない。

 

日曜中山競馬場は、最低でも重馬場は免れないと思う。重馬場が得意で1600重賞でも勝負出来るくらいの力を持つ馬でないと好走は不可能。

 

その辺を重要視して予想をしていきたい。

 

 

本命◎

 

 

レッツゴードンキ

 

 

 

高松宮記念の雪辱を晴らす。去年とローテーションが違うのは少し気がかりだが、マイルG1桜花賞馬の底力を信じる。6歳牝馬だがまだまだやれるはず。ただ今回が、スプリント G1を獲る最後のチャンスである。ここで負けたら引退の覚悟で臨んだいるに違いない。

 

底力勝負になるのは有難いが、道悪競馬は可もなく不可もなしだろう。5枠10番も前の馬を見ながら中団で競馬をするには理想な枠。

 

今回1番人気のファインニードルを逆転するには、この前のように早仕かけではまた同じ轍を踏む。

焦らずにじっくり行って貰いたい。ギリギリまで追い出しを我慢して最後の最後で爆発力を発揮すれば、悲願は達成されるはず。

岩田騎手のこの馬に対しての想いが、勝ち負けに左右する最大の要因のような気がしてならない。

天皇賞春をレインボーラインで完勝して復活を遂げた岩田騎手ではあるが、この馬でこのレースを勝ってこそ完全復活なのではないだろうか?レッツゴードンキを名牝として記憶に残すにはスプリント G1の称号は是非欲しいところ。陣営のすべての人がそれを望んでいるはず。

岩田騎手ファンである自分としては、このレースは意地でも勝ってほしい。

 

 

対抗○

 

 

ファンインニードル

 

 

3番手評価に落とそうとも思ったが、道悪巧者、好枠発進と有力な材料が揃い対抗へと格上げした。

この枠なら逃げ馬の様子を見て先行出来る。4コーナー手前から徐々に進出しながら、最後の直線で抜け出すだけ。

ただ心配な面もある。究極の底力勝負になった場合1200、1400にしか勝星がない本馬が対応できるのかどうか?この馬の物凄い馬体を見ればどうみても1400までしか対応出来ない。完全なるスプリント体型でこの距離を走る為だけに生まれてきた馬。

常識的に考えたら対応は難しいだろう。ただ、その辺のところは本当にわからない。レースが終わって初めてわかる事である。

 

しかしどんな展開、馬場であっても無様な競馬はしないだろう。スプリンターとしての資質は現日本スプリント界ではこの馬が1番。

ここを勝っても負けても更なる飛躍をして、世界のスプリントG1に挑む馬になっていくだろう。

 

 

ダークホース▲

 

 

ワンスインナムーン

 

 

突如自分の中で急浮上してきた馬。好走出来る12頭として12頭挙げた中から除外されていたが、最後の最後に悩み抜いた末に3番手評価に大幅に格上げした。

 

しかしよく考えてみると、この馬去年の3着馬。それ以来絶不調で4連敗と精彩を欠いた。ようやく前走の朱鷺Sで復活し、再びスプリンターズSに挑戦してきた。去年と同じローテーションと騎手で挑む。それも逃げ馬の2枠3番。

 

万全の状態で挑める今年も、去年のような思い切った逃げが決まれば怖い存在。去年もレッツゴードンキにインから強襲されるまでよく頑張っていた。最後は勝ち馬レッドファルクスにも交わされて力尽きたが、能力は存分に発揮したはず。

この馬はデビュー戦ではあるが、新潟1600を逃げ切っている。昨年の粘りはこういうところから来ているのかもしれない。マイルも対応可能なスプリンターだと思う。

 

前走朱鷺Sを稍重1:19.7で逃げ切ったのには驚いた。1200通過タイムが1:07.6は、なかなかのものである。良馬場ならかなりの時計が出ていたに違いない。

あのレースでスプリンターとしての資質は一級品であることを再び証明した。陣営が去年のスプリンターズS後に香港に挑戦させたのも今となっては頷ける。

 

後は今回も逃げれるかどうか?ラブガンプー、ナックビーナス、セイウンコウセイと同型は多い。無欲の逃げに徹すれば、去年の再現があってもおかしくない。

 

 

 

連下△

 

 

キャンベルジュニア

 

 

この馬をマイル路線からスプリント路線に変更した陣営の英断を今回も信頼したい。

重賞未勝利馬ではあるが、その潜在能力は高いと思う。マイルG3が2度、1400G2が1度と重賞を3回2着している。南半球生まれで馬体的にはゆるさがあった馬が、ここ最近ようやく本格化の兆しを見せている。

しかし普通ならこの血統は短距離を使われる。母Melito自身バリバリの豪州短距離G1馬。

父Encosta de Lagoもどちらかといえばマイルより距離が短い方が良い血統。

この歳になるまで1200を使わなかったのは何かしらの理由があったのだろう。 

 

能力を過信してマイル G1路線でも通用するとみてマイルを使い続けてたが正解のような気がするが、この短距離路線変更は良い結果が出そう。

レベルの高いマイル路線で揉まれ満を持してレベル的に一段低い短距離路線のG1挑戦は、この馬の資質にフィットしてしまうのではないだろうか?

 

スプリント路線初戦のキーランドC4着も、初ものづくしであるのと休み明けにしては健闘した方だ。堀調教師はトライアルで仕上げるようなことはしないので、叩き2戦目の上積みがかなり見込める。

 

中山コースは、この馬が最も得意とするコース。このコースでこそこの馬の本来持つ能力が最大限発揮されるのではないか?

道悪悪で予想以上の大混戦になり、スタミナと底力勝負になった場合、デビュー戦と2戦目で東京2000を連勝した能力は大きな武器となる。

もがき苦しむ他馬を尻目に中山の坂を駆け上がっていく可能性は高い。

 

 

ナックビーナス

 

 

三浦騎手で高松宮記念を0.1秒差の3着。今回三浦騎手ならバッサリ切っていた。しかし、マジックマン  モレイラ騎手が騎乗するのであれば切るわけにはいかない。前走キーランドCは今までとは別馬のような強さを発揮した。短距離重賞で0.4秒差の着差はなかなかお目にかかれない。モレイラマジックにかかり馬が覚醒した可能性もある。

それでなくても高松宮記念でファインニードル、レッツゴードンキと接戦を演じた馬。馬券圏外なしの中山コースならこれまで以上に2頭と互角に渡り合える。

 

道悪と6枠12番は何となく微妙な感じではあるが、モレイラ騎手なら何とかなるか?

ただ馬場が極端に悪くなればいくらモレイラ騎手でもどうする事も出来ない。日曜は重馬場から不良馬場を想定している今回は、馬券圏内に入れば上出来ではないだろうか?陣営としてももう少し内目の枠に入りたかったに違いない。

もし、今回勝つような事があれば今年の秋の G1戦線でモレイラ旋風が巻き起こるに違いない。

 

 

アレスバローズ

 

 

突如の重賞2連勝と完全覚醒モード突入。もう一丁があってもおかしくない。ただ G1級の相手とは未対戦。果たしてファインニードルやレッツゴードンキといった G1馬にどの程度通用するのか?これだけはやってみなければわからない。

ただ、北九州記念で負かしたラブガンプーやグレートチャーターを物差しにすると意外にやれると思っている。2頭ともその後ファインニードルが完勝したセントウルSで2着、3着と好走している。

 

種牡馬ディープインパクトが未だ制していない2つのスプリントG1。ディープインパクト産駒異色の存在であるこの馬が覚醒モードに突入していれば、このスプリンターズSと来年の高松宮記念を獲ってしまう可能性はあるのではないだろうか?あの北九州記念でINからスルスルと抜け出してきた脚ならと期待を抱いてしまう。

 

この馬はマイル路線でも通用するスタミナを持っているし、中山コースも勝っている。後は道悪がどうかだけ。その辺が克服出来ればだが、馬券圏内はあるのではないだろうか?

 

 

 

馬券戦略

 

 

 

3連単6頭Box

     

3  5  7  8  10  12

 

 

今回は台風の影響で馬場がどうなるかわからない。今回挙げた6頭はどれも危うい要素を持っている為、展開と運を味方にしたものが好走すると思っている。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。