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2018 エリザベス女王杯特集第3弾 モズカッチャンの連覇を阻むならこの3頭か?古馬牝馬路線の超新星となるか⁉︎

こんにちはノビーです。

 

今年のエリザベス女王杯モズカッチャンとリスグラシューの双璧を崩すのは、他陣営にとって相当難しいと思っているに違いない。

昨年の覇者モズカッチャンとデムーロのコンビは、今や強固な信頼関係で結ばれている。しかも最高の仕上がりで大一番を迎えている。

 

一方のリスグラシューも前走で古馬最強牝馬ディアドラに肉薄し存在感を示した。鞍上もモレイラ騎手に乗り替わり、新たな面を見せる可能性がある。人馬ともにG1初制覇に燃えているに違いない。

 

この2頭に割って入るとしたら、今回ピックアップしてする3頭しかしないだろう。

 

 

 

ノームコア

 

 

ルメール騎手が未知の魅力を持ったこの馬で5週連続G1制覇という大記録更新を達成するのか?

想定人気では現在のところ2番人気。G1出走経験のない重賞1勝馬がこの人気である。如何に世間がルメール騎手の5週連続G1制覇に期待しているかがわかる。

最初は単なるルメール騎手人気だと思っていた。G1出走経験がない馬がこの現象は、どう考えても異質に映る。

しかし、この馬のレースPVを何度も見返して、その考えを改めなければならないと思った。

この馬は一気にG1の壁を突き破る可能性は持っている。

確かに春までのレースぶりは単なる競馬が上手い先行馬。堅実さは大きな武器ではあるが、一流どころに立ち向かう武器がない。そんな感じの印象だった。まさに名前のノームコア(究極の普通)を地で行っていた。

 

それが前走紫苑Sでは春当時とはまるで別馬。キャリア5戦で初めてNo.1の上がりタイムを叩き出した。2着馬マウレアの現3歳牝馬路線での立ち位置を考えると、なかなかのパフォーマンスだった。それも直線は楽な手応えでまったく追っていなかった。

デビュー以来馬体重が大幅に増えて、精神的にも肉体的も成長しているからこそ、あのような競馬が出来たのだろう。

 

ローテションに関しては問題ない。今秋のG1は常識が通用しない。アーモンドアイ、フィエールマンと休み明けでも勝っている。紫苑Sからエリザベス女王杯を好走なんて前例はないが、その辺に惑わされるとルメールル騎手にまた痛い目に遭わされる危険性がある。

 

 

カンタービレ

 

前走予想に反して後方から競馬をして最後3着まで突っ込んで来た。勝ち馬アーモンドアイには及ばないが、なかなかの末脚を爆発させたと思う。何故あのような競馬を武豊騎手はしたのだろうか?

本来もう少し前で競馬をする馬なのにあの位置での競馬は、どうしても不可解に思えてならなかった。

レースを何度も見返して思ったのが、武豊騎手が勝ちにこだわり過ぎたのではないだろうか?道中アーモンドアイをピッタリとマークしてずっと様子を伺っていたように思える。アーモンドアイを負かそうと意識し過ぎた結果、あのような後方競馬になったのだろう。

いつもの競馬に徹していれば2着は間違いなかったのではないだろうか?

常に勝ち負けにこだわる武豊騎手らしい選択ではあるが、馬の力を考えれたらあの競馬はないとは思う。この馬は強い馬ではあるが、G1級の底力はないと思っている。そんな馬にローズSとはまったく違う競馬をさせた代償はでかい。

 

個人的見解としては、あの競馬の代償としてかなりの反動が出るのではないかと心配している。

ローズSを先行押し切り勝ちをした後で、後方からの差しとまったく異なる競馬をして反動が出ないはずがない。ルメール騎手とアーモンドアイのコンビを負かそうとした武豊騎手は尊敬に値するが、あの競馬で本当に良かったのだろうか?

 

大きなマイナス材料が存在する馬ではあるが、ディープインパクト産駒の勢いを無視して今秋のG1戦線を考える事は出来ない。今のディープインパクト産駒の勢いならすべてをひっくり返す可能性はある。

 

 

レッドジェノヴァ

 

 

古馬牝馬で今年最大の上がり馬になると見ている。上記2頭よりモズカッチャンとリスグラシューに肉薄するのではないだろうか?

 

前走京都大賞典は4コーナーでスムーズさを欠いて一瞬終わったと思ったが、そこから巻き返してサトノダイヤモンドに迫った走りは、この馬の底知れぬ強さを感じた。

並みのオープン馬ならあそこから巻き返す事は出来ない。今回あの競馬の反動が出なければ好勝負が期待出来る。

 

小島茂之厩舎と言えば9年前のエリザベス女王杯。11番人気のクイーンズスプマンテで逃げ切り勝ちを決めた。その時の1番人気がブエナビスタ。とんでもない馬相手にジャイアントキリングをやってのけた。

あの時に比べれば、今回のレッドジェノヴァが勝つ可能性は確率的にいってかなり高いのではないだろうか?

 

エリザベス女王杯での勝利はない鞍上の池添騎手だが、数々の名牝に跨り大レースを制して来た。

その経験値は侮れない。池添騎手のエリザベス女王杯と言えばメイショウベルーガを思い出してしまう。

あの時のメイショウベルーガと今回のレッドジェノヴァがダブって仕方ない。

あの時はスノーフェアリーという欧州屈指の名牝に屈してしまったが、池添騎手的には完璧な騎乗をした。

牝馬に騎乗して大舞台に挑む時の池添騎手は、尋常ではない勝負強さを発揮する時がある。

菊花賞でのブラストワンピースでは見事に期待を裏切ってくれた。

今回は気負わず気楽に乗って勝負強さを発揮して欲しい。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。