2018 ジャパンC 牝馬達の歴史
こんにちはノビーです。
昨日のマイルチャンピオンSは本当にいいレースだった。平成最後のマイルチャンピオンSに相応しい名勝負だったと思う。
勝ったステルヴィオは今後マイル路線を引っ張って行く存在になるだろう。
それにしてもビュイック騎手のあの騎乗は、何だろう?
あれがワールドクラスで活躍している騎手の力か?初騎乗のステルヴィオを完璧に操作していた。INからズバッと抜けて来た時は、もうこの馬が勝ったなと一瞬でわかった。
今回の勝利は馬の強さもあるが、ビュイック騎手のスーパープレイがもたらしたものだろ。
本命に推したアルアインも頑張ったが、ステルヴィオとペルシアンナイトが素晴らしい競馬をし過ぎた。力負けではなく展開のアヤで2頭に先着された。
先行争いをしたアエロリット、ロジクライを潰して、しっかりとマイル路線での力は示せたと思う。来年の安田記念を目標に今後もマイル路線で頑張って欲しい。
馬券の方はビュイック騎手を軽視したばかりにステルヴィオを無印するという愚行を犯してしまった。
アルアインーペルシアナイトのラインは自信があったが、後は何が来るか本当に迷ったレースだった。
欲張らずにアルアインーペルシアナイトのワイド1点勝負をしていれば良かったと後悔している。
まぁ悔やんでもしょうがないので気分一新して今週のジャパンCをビシッと決めたい。
本日はジャパンCについていろいろと書いてみたいと思う。
かつてはジャパンCと言ったら日本最高峰のレースだった。日本最高レベルの馬達が、外国強豪馬を迎え打つというスリリングな展開が毎年のように繰り替えされていたような気がする。
それが今じゃどうだろう?有力外国馬がまったくと言っていいほど参戦してくれない。
我々競馬ファンは世界の強豪馬達と日本馬の熱い闘いを観たいのだ。
昔は米国、英国、仏国、豪国の強豪が集結していた。凱旋門賞やコックスプレート、ブリーダーズカップターフなどから有力馬が参戦。
今年で言えば、エネイブルやシーオブクラス、ヴァルトガイスト、クロスオブスターズ級の馬が実際に来日していたのだ。
今年は外国馬か2頭しか出走しない。
しかも、天皇賞秋を勝ったレイデオロも出走しないとはなんとも寂しい限りである。
クラシック三冠牝馬アーモンドアイが出走するのが唯一の救いだか、有力外国馬不参戦や天皇賞秋を勝ったレイデオロ不出走はアーモンドアイを確実に勝たす為の『忖度』か?と個人的には思ってしまう。
いつかまた各国の強豪が集結する華々しいジャパンCが行わられるのを、我々競馬ファンは望んでいる。
ジャパンCを勝った牝馬と言えば、ショウナンパンドラ、ジェンティルドンナ、ブエナビスタ、ウォッカ、ホーリックス。これらの馬達が牡馬の強豪を力でねじ伏せた時には、なんとも言えない爽快感を感じた。
その中で最も印象的なレースをしているのがホーリックス。
自分の中では、その後のジャパンCでホーリックスが勝ったジャパンCを超えるレースは存在しない。あの時の競馬ブームが凄すぎたせいもあるのかもしれない。とにかく当時は熱量が半端なかった。
あの衝撃的な勝ち方は今でも鮮明に覚えている。勝ちタイム2分22秒2は当時の世界レコード。芦毛の怪物オグリキャプと芦毛馬同士の最後の直線での壮絶な叩き合いを制したホーリックス。
ジェンティルドンナとオルフェーブルの叩き合いも凄かったが、あの二頭は勝って当たり前みたいなところがあった。
ホーリックスの場合は、誰もがスーパークリークやオグリキャップか勝つと思っていたところを力でねじ伏せた。当時の全競馬ファンがホーリックスの走りに度肝を抜かれた。
当時、世界にはこんな凄え強い馬がいるんだなと思った事を今でも鮮明に覚えている。
今年の牡馬もなかなかのメンバーが揃っている。レイデオロかいないのは残念だか、シュヴァルグラン、スワーヴリチャード、サトノダイヤモンド、マカヒキとG1馬が勢揃いした。
今年は、それらの強豪達を三冠牝馬アーモンドアイが迎え撃つ形となっていると思う。
誰もがアーモンドアイの強さを信じているが、果たして全競馬ファンの期待に応える事は出来るのだろうか?
明日からジャパンC特集としてにアーモンドアイを負かすならどの馬かをテーマに数頭づつピックしてみたい。
ここまで読んでいただきありがとうございました。