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スプリンターズS 秋のスプリント王者を狙う本命候補4頭

こんにちはノビーです。

日本に台風が接近しており、週末は天気が崩れが心配される。ほぼ道悪確定でいいのではないか?

本日は、今回のスプリンターズSの4強を形作っている4頭を考察していきたいと思う。想定オッズでは断然の1番人気はファインニードルだが、実際にはこの4頭の内どれが勝ってもおかしくないた思っている。

実力は拮抗していて、勝ち負けを左右するのは運や勢いなのではないだろうか?

 

 

レットファルクス

 

 

このスプリンターズSを現在2連覇している日本スプリント界の王者。

しかし、今回は取捨に迷ってしまうマイナスファクターがいくつか存在する。

 

1 デムーロ騎手から戸崎騎手への乗り替わり

2 過去2勝した時よりは確実に陰りが見える

3 最後方競馬でのレースが続いてる

 

今回のデムーロ騎手の騎乗停止による乗り替わりは正直かなりの痛手だ。デムーロ騎手は大記録が懸かるレースほど燃えるタイプ。その反面、戸崎騎手はそういうプレッシャーには弱いと見受けられる。

想定人気では4、5番人気なので、戸崎騎手にそこまでのプレッシャーはないのかもしれないが、そのプレッシャーを楽しむタイプではない事は確か。先週の神戸新聞杯のレースでそう感じた。

3年前のスプリンターズSでは5番人気のストレイトガールを勝たせたが、あの時は気楽に乗れたのと馬が強かったからだと思う。戸崎騎手が3連覇を意識せず自然体で乗れれば、良い結果を引き寄せると思うが果たしてそれが出来るだろうか?

 

馬も1、2年前と比べると力は落ちているのではないだろうか?最後の脚は相変わらず凄いが、良いポジションをキープできなくなった。要するに馬がズブクなっているので最盛期ほど有利なポジションで競馬が出来ないのだろう。

これは年齢的なものなのか?精神的なものなのか?流石に今回のメンバーで最後方競馬て差し切って勝つ事は不可能のような気がする。

その辺をどう克服するのか?

 

この馬が今回勝つには、この馬の全てをこのレースに打ち込む以外ないと思う。ここ勝って引退するぐらいの覚悟で臨めば、突破口は必ず見いだせる。

個人的には未だどの馬も成し遂げていない3連覇という大記録達成を見てみたい気はする。

 

 

レッツゴードンキ

 

 

スプリンターズS首差2着、高松宮記念鼻差2着と届きそうで届かないスプリント G1のタイトル。(高松宮記念0.2秒差2着もあるがその時は完敗)

今年のこのレースがおそらくラストチャンスだと思う。

勝つ力はある。

馬主の廣崎利洋氏はストレイトガールの馬主でこのレース勝っている。大レースで勝つ運を持っている馬主さんの馬は怖い。見えない何かが作用して馬に力を与えるのだろうか?

 

ただ今年は2つだけ気になる事がある。

 

1 過去鼻差2着のスプリンターズとハナ差2着の高松宮記念の時は休み明けだった。

2 その前走レースがダート戦、芝戦と異なるものの1600のG1であった。

 

この馬の必勝パターンはどうも休み明けの距離短縮のような気がしてならない。何故そのローテーションを崩したのだろうか?しかも、そのパターンで前走キーランドCに挑んだが0.8秒差5着と微妙なもだった。何か秘策があってのものなのか?正直言って真意がまったく読めない。

岩田騎手も3走前の高松宮記念は勝ったと思っただろう。少し仕掛けが早かったような気がしたが、普通のレースならあそこで勝負は決まっていた。そこをファインニードルに外からタイトルを掻っ攫われたのは、相当悔しかったに違いない。

あの時の悔しさを岩田騎手が覚えていてそれを、今回ぶつけることが出来れば勝ち負けが見えてくる。もし内枠を引いた時は、かなりのチャンスが出てくる。岩田騎手必殺IN付きが炸裂するかもしれない!

 

 

 

ナックビーナス

 

 

前走キーランドCはスプリント重賞には珍しく2着を0.4秒離して完勝。まるでこれまでのナックビーナスとは別馬のようなレースだった。騎手が替わればあそこまで馬も変わるのか?そう思わざる得ないレースだった。

 

あのレースで馬が覚醒した可能性はある。そしてこの馬は中山コースを庭としている。モレイラ騎手も初 G1制覇を成し遂げたいに違いない。

これだけプラス要素が揃えば想定人気2番人気は頷ける。

もし、高松宮記念にモレイラ騎手が乗っていたら?競馬にたらればが厳禁なのは百も承知だが、モレイラ騎手ならもっと際どい勝負に持ち込めた可能性はある。あの最後の直線でもたつく場面が無ければと今でも思う。モレイラ騎手ならあの様な事はない。

 

前走では高松宮記念で負けたレッツゴードンキには雪辱は果たした。後はファインニードルだけ。

 

ただ究極の勝負になりやすい G1となると少し心配な事も確か。トライアルと本番はまったく違うという事を過去嫌というほど見てきた。

 

勝つ条件は2つある。この馬が前走の勢いをキープしている事。モレイラマジックが炸裂する事。この2つの条件が揃えば人馬ともに初 G1制覇はある。

 

 

ファインニードル

 

 

前走セントウルステークスは王者の走りを見せつけた形となった。58キロ背負ってあの競馬をされたら他馬はたまったもんじゃない。

しかし、こういう見方も出来る。相手が軽過ぎた。ファインニードル以外は G1では用無しの馬達ばかり。その馬達に完勝したからといって絶対的な本命に祭り上げられるのも違うような気がする。

確かにこの馬は強い。前走も完調一歩手前で勝利した。ただ、レース後疲れが出たらしい。それに1200、1400の勝利しか無いのも気になる。究極の勝負になった場合、底力を持っている馬達にやられるイメージがある。

それが去年スプリンターズSではないだろうか?去年より馬は全てにおいて成長していても実際レースをしてみたらやっぱりなって事はよくある事である。

今回はあくまでも本命候補であって絶対的な王者ではない。先程挙げた3頭と同列扱いで4強を構築する中の1頭でしかない。

 

もし、ここを勝ったら今後海外で通用するような世界的なスプリンターになる可能性はある。そのぐらいの能力とスピードは持っている。

 

 

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。3日連続で12頭を考察してきましたが、道悪競馬になる事がほぼ確実となる現状、大幅に予想を変更する可能性もあると思う。枠順確定が待ち遠しい。