2018 プロキオンS 古豪同士の生き残りを賭けた戦い
こんにちはノビーです。読んでくれてありがとうございます。今回は7月8日(日)中京 ダート1400 プロキオンSの注目馬インカンテーション キングスガードについて考察してみたいと思います。両馬とも息が長い活躍をする古豪であり重賞馬ではあるが、G1では今一歩足りない馬。
シスターミニスター産駒の両馬ではあるが、タイプはまったく違うタイプ。一方は強烈な末脚を武器にしており、もう片一方は、強力な先行力で最後まで喰らいつく。
両馬とも年齢的にはG1馬になるチャンスはないと思うが、このメンバーでは頭一歩抜けおり、この距離とコースで両馬を打ち負かすのは相当難しいと思う。
この馬はG1に輝いてもおかしくない実力を兼ね備えているのに、運がないのか8度の挑戦で2回の2着と3回の3着という成績を残している。今年のフェブラリーSは悲願のG1制覇まで、あと一歩届かなかった。
調教師、馬主もどうしてもこの馬にG1を取ってもらいたいのだろう。地方競馬のG1にも挑戦している。
悔やまれてならないのは、2017年の秋シーズンに武蔵野ステークスを勝った後のローテションである。次走はチャンピオンC出走だと思ったし、勝つ可能性もかなり高かった。それが大井競馬の東京大賞典を選択したのである。どういった経緯かはわからないが最大のチャンスを逃したような気がした。
そんな実力馬がG3挑戦するのだから軽くは扱えない。初の1400という距離の心配はあるもののゴールドドリームと差のない競馬が出来る馬である。あっさり克服するだろう。
今年のフェブラリーSで魅せた最後の直線での粘り腰に太刀打ち出来る馬は今回出走しない。
武蔵野Sから騎乗し続けている三浦騎手も、そろそろ結果を出さないとまずいでしょ。
いい結果を出して、今年こそはベストの状態でチャンピオンCへと向かって欲しい。この馬がG1を取るとしたらチャンピオンC以外あり得ないと思っている。
キングズガード
距離1400のスペシャリストであり、去年の覇者。去年のレースは第4コーナーで内に閉じ込められ絶望的な展開を根性で外側に出し、そこからエンジン全開。2着馬を2馬身突き放して余裕のゴール。2着のカフジテイクも1400のスペシャリストとして活躍する馬。その馬を完封したのだから、この馬のベストレースは間違いなく去年のプロキオンSだと思います。
今回の焦点は上がり35秒代中盤か前半で上がって来れるかどうかである。去年は内で詰まってあのような競馬ができたのだから、年齢的な衰えさえなければ、充分勝ち負け出来る。
前走負けたサクセスエナジー、ウインムート、マテラスカイとこれから充実期に入る若い馬達がどのようなレースを展開するのか?あまり前が楽な展開に持っていくようだと心配だが、もう一頭のシスターミニスター産駒のインカンテーションがそうはさせないと思う。僕は、今回古豪の実力馬同士が生き残りを賭けた戦いをするのではないかとみている。
ここまで読んでくれてありがとうございました。明日は今週の2重賞より注目しているオジュウチョウサンが出走します。ワクワクしますね。明日はレース予想含め、その辺も書いてみたいと思います。
ありがとうございました。