2018 キーンランドC 南半球生まれのキャンベルジュニアがスプリント界に殴り込む
こんにちはノビーです。
本日2発目の予想行かしていただきます。
8月26日(日)札幌競馬場 芝 1200 キーンランドCサマースプリントシリーズもこのレースも入れると残り2戦。既に2勝しているアレスバローズがかなり有利な位置にいる。今回の出走馬が王者になるにはこことセントウルSを連勝するのが絶対条件である。果たしてそのような馬が現れるか?
しかし、今回は面白いメンバーが揃った。現在スプリント界は絶対王者不在となっている。
スプリント界で大関、関脇クラスに位置するレッゴードンキ、ナックビーナスにスプリント未経験ではあるが実績、実力とも申し分ないムーンウェイク、キャンベルジュニア。勢いがある3歳勢のダノンスマッシュ、トゥラヴェスーラ。
地味だが実力はあるデアレガーロ、ヒルノデイバロー、クリノファンキー。
どの馬が勝っても真の王者はスプリンターズSまで持ち越される事だけは間違いない。
本命◎
キャンベルジュニア
この停滞した日本スプリント界の勢力図を一気に塗り替える可能性がある馬だと思っている。スピード、パワー、スタミナは今年のダービー卿と京王杯で証明済。
現在、芝短距離馬のレベル世界一はおそらくオーストリアだろう。あの短距離王国である香港もオーストラリアから馬を輸入している。
そのスプリント王国オーストラリア出身がキャンベルジュニアである。
父 Encosta de Lago 母父 Redoute's Choice
はどう見てもスプリンター配合。もし、この馬が日本ではなく香港へ行っていれば間違いなくスプリントを使われていたはず。デビュー戦から連続で東京芝2000を勝ってしまったばっかりにマイラーとして使われて来た。陣営もここに来て矛先を変えてスプリント戦に挑戦させて来た。この大英断を下した背景は、この馬のスプリント能力を買っているからだろう。騎乗騎手をデムーロ騎手に起用して来たあたり本気度を感じる。
堀厩舎は休み明けはいまいち信頼出来ないが、それでも本命に推したい馬である。遅咲きの本馬が新たなる領域で輝く事が出来るか?
対抗○
高松宮記念、スプリンターズSとスプリントG1を3度も2着していながら、未だ1200の勝ち星が無い不思議な馬。桜花賞以来の2個目のG1を獲るとしたら秋のスプリンターズSがラストチャンス。そこへ向けて今回は否が応でも好走しときたいところだろう。
去年はヴィクトリアマイルからぶっつけ本番でスプリンターズSに挑んだが、今年はここを挟んで来た。
函館、札幌の洋芝は4戦して1勝3着3回と馬券圏内を外した事が無い。3枠6番なら最後の直線でインから力強く伸びて来る姿が想像出来る。岩田騎手も高松宮記念での鼻差2着で相当悔しい思いをしているはず。あの雪辱を晴らす相手は香港スプリントG1でその後4着し、秋も更に成長を遂げて来るだろう。ここで下手なレースをするようなら雪辱どころの話ではない。今回は負けられない一戦である。
ダークホース▲
ムーンウェイク
前走京王杯スプリングCは鮮やかな勝ち方だった。サトノアレス、グレーターロンドンの鬼脚を凌いだ強さはスプリント未経験でも軽くは扱えない。今回本命にしたキャンベルジュニアとは2度目の対決。少し感覚が空いた分と1200適性などを考えると今回は少々割引が必要かもしれない。ただアドマイヤムーン産駒はここ最近ファインニードル、セイウンコウセイとスプリントG1馬を立て続けに輩出している。
もしかしたら、キャンベルジュニアと共にスプリント界の勢力図を一気に塗り替える可能性もある。
連下△
ヒルノデイバロー
今回のメンバーで唯一サマースプリント王者の可能性を残している馬。ここを勝って、セントウルSも連勝すればアレスバローズをポイントで抜いて逆転優勝で王者となる。
しかし。去年秋のスワンSであのサングレーザーにクビ差2着した馬がこの人気は舐められたものだ。前走も休み明けにもかかわらず2着と結果を出しているにもかかわらずだ。
人気がない時の四位騎手とこの馬のコンビは怖い。前回も最後の直線で凄い脚で伸びてきたが内で上手く競馬したセイウンコウセイに粘られてしまった。立ち回り如何ではもう一丁あるような気がする。
馬券戦略
馬連 ワイド
3ー13
5ー13
6ー13
ここまで読んでいただきありがとうございました。