万馬券たまに獲るブログ

愉快でワクワクしてます、 エキサイティングな馬券生活

2018 マイルチャンピオンS ここ勝って名牝の仲間入りか⁉︎ アエロリット ジュールポーレール レーヌミノル

 

こんにちはノビーです。

一般論だと競争馬のオスとメスは、若干オスの方が能力的に優っていると言われている。

勿論競争馬には個体差があるので、そう一概に言えないのだが、個人的にもそう思っている。

名牝と称される牝馬は例外にして考えて欲しいと思う。

 

もし能力差がないとするなら、牡馬牝馬混合戦で牝馬に斤量差の恩恵が与えられているはずがない。

 

特にクラスが上がれば上がるほど、距離が伸びれば伸びるほど牡馬が若干有利になる。

距離に関してはマイルがその分岐点になっていると思う。

マイルまでなら斤量差を武器に上のクラスでも牡馬と牝馬が互角に渡り合えると考えている。

 

ただ安田記念、マイルチャンピオンSと古馬マイルG1混合戦となると話しが違ってくる。

圧倒的に牡馬の勝ち馬が多い。牝馬が勝つには名牝級の能力が無けれ難しい。

 

ノースフライトダイイチルビーウォッカ、シンコウラブリー

 

これらの馬は卓越したスピード、瞬発力、斤量差を武器に牡馬を撃破した馬達だ。他にも何頭かいるが、力勝負で完膚なきまでに牡馬をねじ伏せた馬はこの4頭しかいない。

 

今年のマイルチャンピオンSには4頭の牝馬が挑戦してくる。例年よりも高レベルの戦いが予想される中、好走する事が出来るのだろうか?

レッドアヴァンセに関しては重賞未勝利馬なので好走は厳しいだろう。

 

もし3頭の中のどれかが勝つような事があれば名牝の仲間入りと言っても過言ではないと思う。

本日はその3頭をピックアップしてみたい。

 

 

 

アエロリット

 

 

現役古馬牝馬でトップレベルの馬である事は間違いない。

春の安田記念であの究極レベルの戦で2着、前走毎日王冠ステルヴィオ、キセキを降したように名牝の扉はすぐそこま来ている。

 

デビュー当時470キロ台だった馬体は、現在500キロを超えている。精神的、肉体的にかなりの成長を遂げている。

この馬の成長を強く感じたのが、今年の2月25日の中山記念

2着と負けたがあの粘り腰は驚異的だった。3着マルターズアポジーの完璧な逃げを自ら捕まえに行ってゴール前で捕らえた競馬は勝ち馬ウインブライト以上の競馬を見せたと思う。

 

そして、休み明けの毎日王冠では春よりもパワーアップした姿を魅せてくれ見事勝利した。

今回はモレイラ騎手からムーア騎手に乗り替わるが、問題はないだろう。理想はモレイラ騎手の継続騎乗だが。これだけはどうしようもない。

順風満帆で有力候補である事は確かだが、この馬に関して一つだけ気になる事がある。

過去関西圏で2度の敗戦を喫している。堅実な競馬をするこの馬が崩れるには何かしらの理由がある。

長距離輸送が駄目なのか?京都、阪神コースがよくないのか?

本格化前の事なのでそう気する必要はないとは思うが、その辺が少し心配だ。

 

しかし、懸念材料の1つてある京都コースが?という材料を吹き飛ばす血統背景をこの馬は持っている。牝系一族にこのレース覇者ミッキーアイルがいるという事実は大きい。3歳時NHKマイルCを制して点も共通しているので、この舞台が最高のパフォーマンスを披露する可能性は高い。

後は陣営が最新の注意を払って長距離輸送を行ってくれれば心配は消える。

名牝誕生の瞬間は訪れるのか?日曜が楽しみだ!

 

 

ジュールポーレール

 

リスグラシュー、アエロリットを降して春のヴィクトリアマイルでG1初制覇をしたのだから、この馬も勝ち負けする資格はある。

前走も府中牝馬Sでそれなりの競馬はした。如何にも先を見据えての仕上がりと競馬だったので大きな上積みはあるとは思う。

 

ただ、主戦騎手幸騎手の落馬負傷による鞍上乗り替わりは相当なマイナス材料。しかも、石川騎手である。代打騎乗で何かをやらかす雰囲気はない。正直言ってG1では荷が重いのではないだろうか?

アルゼンチン共和国杯のマコトガラハッドで大変お世話になった騎手ではあるが、流石にここで大胆な騎乗は期待しづらい。

 

人気薄のディープインパクト牝馬の一発が期待出来るだけに残念だ。血統背景も魅力的で、半兄にこのレース覇者サダムパテックがいる。

 

枠順如何によっては好走の目もあるとは思うので、枠順決定を待ちたいと思う。

 

 

レーヌミノル

 

 

完全に終わった馬だと思われているが、果たしてそうだろうか?昨年の桜花賞から10戦連続して勝ち鞍がない。

ほぼ早熟馬であることは間違いないと思うが、腐っても桜花賞馬である。マイルならまだまだ見限れない。

ただ、馬場が渋った場合のみという条件が付く。

パンパンの良馬場で時計勝負になった場合は、まず出番はないだろう。

 

昨年のマイルチャンピオンSで『えっ!もしかして勝っちゃうか!』と大健闘して4着に入った。

ダイワメジャー産駒は京都1600では要警戒。ワンターン競馬には滅法強いイメージがある。

先週の同コース同距離の重賞ディリー杯2歳Sでダイワメジャー産駒がワンツーを決めたのも、この馬にとっては追い風となる。

後は雨が降って稍重から重になれば、この馬の出番があるかもしれない。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。