11/11 京都競馬 12戦中11戦外国人騎手が勝利 日本競馬の危機⁉︎
こんにちはノビーです。
昨日のエリザベス女王は、モレイラ騎手騎乗のリスグラシューが人馬ともに悲願のG1初制覇を達成した。
今回リスグラシューに関しては距離不安を理由に軽視してしまった。よくよく考えると、府中牝馬Sでディアドラにあそこまで抵抗した馬を軽く扱った事を反省している。
少しくらいの距離不安は目をつぶらなければいけなかった。武豊騎手が騎乗していた頃のリスグラシューとは別馬として予想しなければいけなかった。
騎手が替わってあそこまで馬が変貌するとは正直驚きしかない。武豊騎手でさえなかなか勝たせる事が出来なかったリスグラシューをG1で勝たせたのだから、モレイラ騎手恐るべし。
日本のレジェンド武豊騎手がリスグラシューを勝たせる事が出来なかったのは、騎手がどうのこうのいう話しではなくて、単に馬が実力を出し切れなかっただけである。モレイラ騎手はリスグラシューの持っている何かを引き出した。
モレイラ騎手は馬の潜在能力を引き出す天才なのかもしれない!とにかくモレイラ騎手が凄すぎるのである。武豊騎手が劣っているのではない!
自分が本命にしたレッドジェノヴァはG1初挑戦の割には健闘した。
今回は流石に相手が強すぎた。じっくり力をつけてまた来年も挑戦して欲しい。
池添騎手に関してはもう少し積極的なレースをして欲しかったと思っている。前走にこの馬が見せた末脚を過信し過ぎたのだろうか?
それにしても池添騎手は、かつてのおもいっきりの良さとガッツが完全に色褪せてしまっている。全盛期の池添騎手ならブラストワンピース、サラキア、レッドジェノヴァ達を勝ち負けさせていたに違いない。落ちぶれるにはまだ早い年齢だと思う。
遠いい道のりになるような気がするが、完全復活を願っている。かつてのガッツ溢れる池添騎手を取り戻して欲しい。
日本競馬の危機
昨日の京都競馬場で日本競馬を揺るがすような出来事が起きた。
1Rから11Rまで外人騎手が勝利を独占するという日本人騎手にとっては屈辱的な出来事だった。
屈辱的とは少し大袈裟かもしれないが、当日京都競馬場にいた日本人騎手全員がそう感じたと思う。もしそう感じていなかったら、それはそれで大問題だろう。
完全コンプリートは藤岡佑介騎手によって免れたが、個人的には完全コンプリートされた方が良かったような気がする。
人気馬に騎乗しているとはいえ凄まじい攻勢だった。
まるで外人騎手の草刈場と化しているではないか。
G1も5週連続で外人騎手に持っていかれている。日本人騎手は悔しくないのだろうか?
まぁ〜あいつら有力馬に騎乗してるからしゃーないわ!なんて思っている騎手もいるだろう。流石にトップ10に入るような一流日本人騎手にそんな奴はいないだろうが!
とにかくこのG1戦線の外人騎手の連勝を止めて欲しい!
外人騎手買っとけば儲かるみたいな風潮があるが、そういうのが競馬を面白くなくしている事がわからないのだろうか?
別に日本人騎手の肩を持っているわけではない。
外人騎手を含めた様々な騎手が切磋琢磨し、それによって競馬全体が盛り上がっていくのが健全な形なのではないだろうか?今のままでは日本競馬は確実に駄目になっていく。
他のスポーツは世界に通用するような選手がどんどんと出て来ているのに、騎手に関してはそれがない。
馬は世界に通用するような素材が出てきているのに、どうしてなのだろうか?
個人的見解としては、騎手のせいだけではないと思っている。
馬主や厩舎サイドがもう少し日本人騎手にチャンスを与えてやっても良いのではないだろうか?一度や二度の失敗で乗り替わりをさせるのは競馬界にとっては良くない。そこまでシビアになる必要があるのだろうか?
確かに此処一番では外人騎手の勝負強さと卓越した騎乗技術は必要不可欠なのかもしれない。
そこをなんとか日本競馬の為を想って我慢してくれる有力馬主や有力厩舎がいても良い。
そしてそれに応える日本人騎手がどんどん出てきて欲しい。
これから12月いっぱいまでG1競争が続くが、日本人騎手の逆襲を期待している。
外人騎手騎乗の有力馬を負かすのは至難の技だか、やってやらないことはないはずだ。執念と魂の騎乗を日本人騎手の誰かに期待したい。
ここまで読んでいただきありがとうございました。