2021 2歳マイル王者の意地 グレナディアガーズが高速決着を制するか⁉︎
こんにちは!ノビーです。
人間の思い込みというのはなかなか厄介なものだ。それを払拭するのは難しい。
25年前の第1回NHKマイルカップを勝ったのが当時阪神2000で行われていた毎日杯馬タイキフォーチュン。2着に前走弥生賞2着のツクバシンフォニー。
両馬ともスピードはあったがどちらかと言えば中距離馬。その2頭が後の秋華賞馬でジャパンCも2着したファビュラスラフィンを負かした。
そのレースを馬連大本線で的中させたのが運の尽き。
それ以来『NHKマイルカップは中距離馬』という思い込みが強く刻み込まれた。
まぁ〜近年のNHKマイルカップとの相性は最悪だ。芝1800〜2000で一度でも連対しようもんなら、いくらその馬が弱くても必ず買い目に加えた。芝1400を一度でも使っている馬はいくら強くても疑ってかかった。
そろそろこの思い込みから卒業しなければいけないのだろうか?去年芝1600を一度も連対したことがないラウダシオンが勝った。あの一戦で東京芝マイルに対しての概念が完全に変わってしまった。
今の東京芝マイルは中距離寄りの馬では勝てないのかもしれない。
今年は本当難しい。昨日の芝レース先行して内よりのコースを選択して勝った馬もいれば、大外ぶん回しで差し切る馬もいた。
今回のNHKマイルカップは先行馬が揃った。有力馬のほとんどが先行して良績を残している。
穴で狙うなら捨て身の一発を虎視眈々と狙う差し馬しかないだろう。
◎グレナディアガーズ
2歳マイル王者が実力通り力を発揮する。前走は叩きであり本番を意識したレースだった。怪物フランケルの仔は東京G1と相性が良い。
普通に走れば勝ち負け出来るはず。先行馬は揃っているがそこまでペースは流れないし、流れても朝日杯FSで対応しているので心配無用。
もしかしたらとんでもないタイムを叩き出すかもしれない。大丈夫だろう。
◯タイムトゥヘヴン
前走中山1600の8枠スタートにしては良くやった方だと思う。差せる競馬が出来たことは陣営にとって大収穫。NHKマイルカップ2連覇しているデムーロ騎手の継続騎乗も吉。
何と言ってもあの桜花賞馬キストゥヘヴンの仔。マイルが合わないわけがない。マイル2戦目で大変身の予感。
▲シュネルマイスター
ルメール騎手が先行馬を見ながら中団あたりでレースをすることが予想される。果たして上手く行くだろうか?前走2000を使った事が仇になるような予感がしないでもない。
マイルもこなせて中距離も対応出来るのは東京芝マイルG1には必要不可欠なのだが、今年はスピード決着になりそうなのでこのくらいの評価が妥当かもしれない。
△ソングライン
NHKマイルカップは桜花賞出走の牝馬を常に警戒しなければいけない。着順が良かろうが悪かろうが関係なし。
前走のメイケイエールとの接触で完全にレースを投げてしまった。あれがなければどうなっていたかはわからない。東京マイルでの勝利があるだけに馬鹿には出来ない存在だと思う。池添騎手の一発に期待。
△アナザーリリック
時計勝負に対応出来るかは未知数だが怖い一頭かもしれない。牝系一族にポップロックがいる。スタミナは間違いないだろ。それでマイルにも対応しているのだから東京コースでじわじわ伸びて来るイメージがある。勝ち負けとなるとちょっと厳しそうだが善戦は可能だと思う。
△ゴールドチャリス
最低人気の馬だが前走初のマイルで6着と善戦した。牝系一族にこのレースを17番人気で勝ったピンクカメオがいる。
侮れない。正直勝負にならないとは思うがこういう血統をしているからには印には加えて起きたい。田中勝春騎手も東京マイルG1は得意としていた騎手なので全てが上手く行けば3着はあるか?
△シティーレインボー
この馬も人気はないが前哨戦で3着。ちょっと馬鹿にされ過ぎてないか?
三浦騎手はなかなか中央G1を勝てない騎手だが、勝つならこういう馬で勝つような気がしてならない。ノンプレッシャー時の三浦騎手ほど怖い騎手はいない。経済コースを活かす事が出来れば善戦は可能な馬だと思う。
馬券戦略
4ー4
4ー7
4ー5
1ー5
3ー5
大波乱のNHKマイルCになるような気がする。
グレナディアガーズ以外の人気の先行馬は潰されて差し馬の餌食になると見て全斬り。
難しいレースなので的中したらラッキーぐらいの気持ちで挑む。
ここまで読んでいただきありがとうございました。