2018 ホープフルS枠順確定 今年最後に大波乱は起きるのか?
こんにちはノビーです。
ホープフルSの枠順が確定した。
枠を見た瞬間直感が閃く。
『このレースは荒れない!』
サートゥルナーリア VS ニシノデイジー
ほぼ一騎討ち確定なのではないだろうか?
どちらかのミス騎乗で狂った場合は2着候補としてヴァンドギャルド、アドマイヤジャスタ、ブレーキングドーンのどれか!
本番までまだ時間は残されている。
あくまでも直感なのでネリネリに練ってからファイナルアンサーを出したい。
本日はサートゥルナーリア退治の急先鋒と思っているニシノデイジーをピックアップする。
ニシノデイジー
まずニシノデイジーの事に触れる前に主戦騎手である勝浦正樹騎手について語りたいと思う。
若い競馬ファンにとってはあまり知られていない騎手だと思う。今年で騎手生活22年目でリーディング10傑に入った時がない地味な騎手だ。
通算重賞成績17勝、G1勝利数は2勝。
2つのG1勝ちは16年前2002NHKマイルカップのテレグノシス、11年前2007朝日FSゴスホークケン。
10年間以上もG1での勝ち鞍から遠ざかっている。
巷では
『勝浦大丈夫かよ〜?』
『勝浦だからG1はねえわ!』
みたい声が散見されている。
そんな人達に言いたい!
あまり勝浦騎手を舐めない方がいい!この騎手はやる時はやる男!
勝浦騎手を昔から追い続けているが、本当この騎手は『えっ!なんでこんな馬持ってこれるのよ〜』って馬を何度も馬券圏内に導いている。
過去何度か恩恵に預かり美味しい万馬券を取らせてもらった。
近年はローカル競馬での騎乗が多く、中央場所で活躍する機会はめっきり減ってしまった。自分もここ近年は勝浦騎手を福島や新潟競馬以外で狙う機会は無くなっている。
完全に過去の騎手だと判断していた。
だがその判断が間違っていたと言わざる得ないのかもしれない。勝浦騎手はまだまだ表舞台でやれる騎手かもしれない?
平成最後の2018年にニシノデイジーという凄え馬をパートナーに札幌2歳S、東スポ杯2歳Sと怒涛の2連勝を決めて久々のG1舞台に帰って来た。
年齢的なものや昨今の優先して外人騎手に騎乗させる風潮から、ここでへまをこいてしまったら今後G1で騎乗する機会は無くなるのではないだろうか?
このチャンスを逃す訳にはいかない。今の勝浦騎手の立ち位置でこんな強い馬でG1に挑戦出来る機会はそうはない。
パートナーのニシノデイジーは新馬戦、未勝利戦ではそう目立つ馬ではなかった。
札幌2歳Sを勝った後も完全にフロック視されていた。クラージュゲリエを破ったにもかかわらず次戦東スポ杯2歳Sも8番人気と低評価。
重賞馬でそれはないだろうと買い目には入れたが、自分もまだ半信半疑だった。まぁ良くて馬券圏内に突入かなとしか思ってなかった。
それが、カテドラル、ルヴォルグを相手にせずヴェロックスの追撃を凌ぎ切っでの勝利なのだから、世間のこの馬に対する見解は完全に間違っていたのである。
そして、今回は未来の怪物候補サートゥルナーリアが相手になる。潜在能力的には遥かにサートゥルナーリアが上だと思う。
まともにやり合ったら勝ち目はないだろう。
正直言って今のところサートゥルナーリア攻略は厳しいとしか言いようがない。あの超絶とも言える追い切りを見せられては誰もがそう思ってしまう。
しかし、ニシノデイジーには経験と勝負根性という強力な武器がある。戦い方を工夫すれば勝てる可能性はある。
枠も絶好の枠を引き当てる事が出来た。
この馬にとってこの1枠が仇となるような事はないだろう。
ニシノデイジーの勝負根性と勝浦騎手の強さが化学反応を起こして奇跡的なレース運びをしてくれないだらうか?
こういう地味な馬がロードカナロア✖️シーザリオという超良血馬を負かすシーンをオールド競馬ファンとして是非観てみたい。