2020 札幌2歳Sピンクカメハメハ 母の願いを背に激走か⁉︎
こんにちは!ノビーです。
本日15時25分、我々競馬ファンは一つの奇跡を目撃する事になるかもしれない。
その奇跡の主人公はピンクカメハメハ!
『えっ?ただの2歳重賞レースじゃんか!』
そう思われる方々もいるかもしれない。
もしピンクカメハメハが勝つような事があればある馬にとって快挙と言っても過言ではない。
そのある馬とはピンクカメハメハのお母さんタバサトウショウ。御年27歳。ネットで馬の年齢についてリサーチしたが、人間で言えばゆうに70歳を超えているだろう。
常識的に考えれば、これはありえないことだと個人的には思っている。いくらスィープトウショウを輩出した繁殖牝馬といえどもこの年齢まで現役なのである。もうとっくの昔に引退していてもおかしくない。
タバサトウショウの生まれ年は1993年。日本のバブル崩壊時にこの世に生を受けている。
同期にはエアグルーヴやファビラスラフィン、ビワハイジなどがいる。3頭とも競走馬として平成の競馬界を盛り上げた馬達だ。
言わずもがなエアグルーブ、ビワハイジは繁殖牝馬としても大活躍し、優秀な仔達を輩出した。3頭とも繁殖牝馬としてはとっくの昔に引退している。
これらの事を鑑みればタバサトウショウの偉大さがどれだけのものか想像出来る。
令和の今、超高齢出産で誕生したピンクカメハメハという馬を2歳重賞レースに送り込んで来た。恐らくピンクカメハメハは年齢的な事を考えるとタバサトウショウの最後の仔になるのではないだろうか?
正直勝ち負けはどうでもいい。ピンカメが母タバサトウショウの想いを背負って激走する姿をこの目に焼き付けたい。
馬がそんな感情を背負って走るわけないのだが、勝手にそう思いながらレースを観戦するのも競馬の醍醐味である。
札幌2歳S
ロマンはあくまでもロマンである。ギャンブルにロマンを持ち込むと危険というのは過去の経験で身に染みて理解しているつもりだ。
結論から言うとピンカメ君を本命にはしない。
好走するとは思うが、この1枠1番から勝つのは至難の業だと思う。開催が進むに連れて馬場の内側はかなり痛んでいるはず。今回はかなりの厳しい競馬が待っているのではないだろうか?
このレース岡田軍団が攻勢を仕掛けた来た。武騎手が楽に逃げるようなレース展開はちょっと望めそうもない。
◎ウイングリュック
もしかしたらこの馬相当強いかもしれない。前走は逃げて0.9秒差圧勝だったが、そのレースより初戦の方が印象に残っている。最後の直線あの位置からよく3着に追い込んで来たと思う。
どのような展開になっても対応出来る器用さと勝負根性を持ち合わせているのではないだろうか?騎手も横山武史騎手より和田騎手の方が合っていると思う。
◯ウインルーア
この馬も本命馬同様初戦で1200を使われ2戦目の1800でガラリと変わった。破った相手もそこそこ強いメンバーだったので今回も期待が持てる。横山武史騎手が、ウイングリュックを選択せずにこちらを選んだ理由はよくわからない。ただ、乗りに乗っている騎手はあながち間違っていないかもしれない。
▲バスラットレオン
前走のレースが楽過ぎるのが気掛かりだが、2着に破ったモリノカンナチャンを物差しにするとそこそこの能力は秘めているのだろう。
前走のようなスローペースになる事はまずないと思うのでそうなった場合対応出来るのか?
好走するかしないかはその辺が鍵となりそう。
△ユーバーレーベン
前走はこれぞもゴールドシップ産駒という競馬を魅せてくれた。あの極悪の馬場で勝つという事は精神的にかなり強い馬なのだろう。
ただ、今回は前回とは違い良馬場でスピード決着が想定される。対応力が試されるのと前走の激走による反動が心配される。
△ソダシ
この馬どう考えてもダート血統で芝の重賞レースでは用無しのような気がする。かといって初戦の芝1800でそこそこの勝ち方をしているので無印にするわけにはいかない。軽く抑える程度でいいと思う。
△ピンクカメハメハ
さて問題のピンカメ君!この1枠は正直言ってキツイ。前走のように前で競馬をするなら好枠ではあるが、前走を見る限りスタートが上手い馬とは思えない。インベタで折り合いをつけて差す競馬が出来るのか?今回は様子見でこのくらいの印にしておく。
馬券戦略
枠連7枠流し
6ー7
4ー7
5ー7
7ー8
1ー7
競馬ファンとしてピンカメ君の好走を願っていはいるが、現実というものは厳しいのが世の常である。それをひっくり返してこそ奇跡というもの。
ここまで読んでいただきありがとうございました。