2021 中京記念 真夏の小倉で悲願の重賞初制覇か?カテドラルの末脚炸裂か!
こんにちは!ノビーです。
『夏競馬は牝馬を狙え』
誰もが知る有名な競馬格言だ。
ただ、この格言を手放しに信じるのも抵抗がある。ステレオタイプ的に信じるのは危険。
相対的には間違ってはいないとは思うが牡馬にも夏が好きで好きでたまらないという馬もいるはず。
エリモハリアーなんてその典型的な馬だった。
いくらG3とはいえ函館記念を3連覇なんてなかなか出来ない。他にも夏に強い夏男はいる。
結局個々のレースで見た場合はあまり気にしなくていい格言なのかもしれない。
その辺は各馬の過去の成績を見てしっかり精査する必要がある。
今週の重賞は中京記念に有力牝馬が数頭出走している。牡馬陣にも夏が好きそうな夏男が数頭いると思われる。
それとは対照的に函館記念は牝馬の出走がゼロという珍しい現象。
牡馬vs騸馬のムンムン匂うようなレースで大荒れとなりそう。
今年は小倉開催なので過去のデーターは一切当てにならない。人気上位を牝馬がほぼ独占しているが、牡馬勢が太刀打ちできるのか?
答えはYES!
夏に強い云々よりスピードの持続性が今の小倉の馬場には大切な要素。牝馬には一瞬の切れ味では負けるが持続性にかけては牡馬の方が有利。牡馬の奮闘に期待する。
◎カテドラル
前走やはりあのメンバー相手では実力不足だった。ただ、もう一段階化けるような気がするのでこの馬には今後も期待していく。
数々のG1で究極のスピード決着を経験して来たこの馬なら今の小倉芝1800はマッチしていると思う。1600ばかり使われて来たが1400や1800の非根幹距離の方が得意なのではないだろうか?ここを勝って中距離路線転向も面白い
◯クラヴェル
前走本命にしたがもう一丁狙える。流石に今回斤量1キロ増える分本命とはいかないが・・・
前走からの距離200短縮は差し馬のこの馬にとっては有利だし、平坦芝の方がこの馬の破壊力が増すだろう。もしかしたら今回後からより多少前々で競馬する可能性はある。本来は持続力も持ち合わせていると思われるので横山典騎手がその辺を引き出せるか?
▲ダノンチェイサー
ここ最近の成績は全く気にしないでいいのか?
この馬は非根幹距離1800でこそ力を発揮するタイプだと思う。
このコース&距離も未勝利戦ではあるが勝利している。ここ最近若手の初重賞制覇ラッシュが続いているが流石に岩田望来騎手もそろそろやって貰わないと!
まぁやる時は意外とこういう買いづらい馬でやってしまうもの。
ダノンチェイサーの復活&望来騎手の初重賞制覇に期待。
△メイケイダイハード
馬場や距離は違えど去年の覇者。
前走58キロを背負って0.4秒差5着で今回は3キロ減と来たもんだ。流石に買いでしょ!
去年の勝ちがよほどフロック視されているからこの人気か?
詳細は控えるが血統的に今の小倉は合っているような気がする。問題はこの馬向きの展開になるかだけ。後から行くこの馬の展開になれば馬券圏内はある。
△ボッケリーニ
全兄ラヴリーデイのような活躍を期待していたが前走の敗戦で底は見えた。ただ、この馬は夏には強いタイプなので上位争いは確実にしてくると思う。
今回人気している分印は落としているが上位に挙げた馬達と実力的にはさほど差はない。
良い意味で堅実さはあるが勝ちきれないタイプである。
馬券戦略
馬連5頭BOX
2 6 8 9 11
今回他の有力牝馬達も怖いとは思うが牡馬勢を優位にとった。
ディアンドルは実力やコース適正で最初本命にしようか悩んだが前走G1で4着と激走した反動がどうしても気になった。ロータスランドはまだ重賞でやるには力不足だと思う。
ここまで読んでいただきありがとうございました。